100人論文と素敵なお姉さん
修士論文の提出も終わり、落ち着いてきた2月終盤
研究室の先輩からの紹介で京大内で開催された異分野研究交流イベントのアルバイトに参加しておりました。
その名も100人論文
http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/
異なる分野の研究者(学生~教員まで)が自分の研究もしくはこれから研究したいことを簡潔にまとめて名を伏せて掲示をし、来場者に匿名でコメントをもらうというイベントです。
しかも、このコメントは後で交流可能なWEBサイト上にupされるので運がよければ共同研究だったり研究の視野がぐーんと広がる可能性のあるという良縁プロジェクト。
私はこの会場の受付を担当しつつ、自分の研究テーマを掲示もしていました。
受付をしながらも、ちょくちょくと会場を廻ってはコメントを描いたり自分のテーマに張られたコメントが増えるたびに嬉しくなったりしてイベントを満喫することが出来ました。
私のテーマは科研費申請分野では農学の造林学になります。
扱っているのはケニアの竹・・・なので、別に農学的アプローチが全てではありません。
今回の異分野交流イベントを経て、これからは文化人類学や世界史、言語学、社会学、環境経済に詳しい人から知見を得て、竹を利用している人々や歴史から竹を観察するアプローチも取りたいと夢を見ることが出来るようになりました。
もう、それだけで視野が広がってきてる気がする!
なんて驕らずに、これからも日々貪欲に情報収集をしてコミュ力もぐんぐん高めていかなければ・・・と、ちゃんと思っています。
そして、昨日100人論文を主催しているセンターが企画をした異分野研究交流会なるものに参加をしてきました。
いろんな人に自分の研究を伝えること、全く知らない研究を知ることってやっぱり面白い。そして、参加している人がみんな自分の研究に誇りをもっているように見えてキラキラと眩しかったなぁ。
とても良かったことは、普段話すことのない研究者に出会うことで、客観的に自分の研究を見つめることが出来て精神的に安らぎを得たこと。
修士の研究をしているときでも自分の研究室にいると、自分の研究がこのままでいいのか不安になることが多かったけど、きっと煮詰まってしまっていたのね・・・。
そして何より!今回の交流会でであったチンパンジー研究のSさんという女性研究者がThe才色兼備な方に萌えました出会えたこと!
3月に修士課程を卒業するにあたって、キャリアモデルとなる人が喉から手が出るほど欲しかったので、素敵な女性が同じ京都に暮らしていると分かっただけで、私は今日も生きていける気がします。Sさんのように研究に前向きで、高飛車ではなくて、落ち着いている女性・・・に私はなりたい。
とりあえず
Sさんにもらった名刺にチンパンジーのイラストが描いてあってかわいかったので、私も竹のイラスト入りの名詞を作ろうと決めました。
これは、パクりじゃないですよね?
修士論文発表で得た教訓
先週、修士論文発表会がありました。
私の専攻では修論発表の資料は英語で作成か、英語資料の配布が義務付けられています。
つまり、「日本語のスライドで発表するなら英語版も作成して配布してね♪」ってことです。
そのくせ、発表言語は日本語OKときたりします。
英語を使うとグローバルな感じがするけど、審査するのは日本人だよって表れなのでしょう。きっと。
私は配布資料を作成したくなかったので、英語でスライドを作成して日本語で発表しました。
結果、口がまわらない!
頭の中に言いたいことは沢山あるし、念のために作成しておいた読み上げ原稿は手元にあるのに、目の前には英語で書かれたスライド!
何回も練習したはずなのに、気が付けばスライドに書かれた英単語を日本語の分の中に埋め込んで話してしまったりして、何がなんだか・・・。
間違ったことを言ったり、言うべきことを忘れてしまったわけでもないのに
冷や汗ダラダラになりました。
結論:英語の発表は英語のスライドで、日本語の発表は日本語のスライドで進めるべきである。
でも時間内にはちゃんと収まったので万事OK★
あとは、査読の先生からのコメントを待って本稿提出さえしてしまえば修士課程は卒業できるでしょう・・・。